体重は、健康のバロメーターです。急な体重の変化は、病気が原因の場合が多くあります。適正体重の計算式があるようですが、個体差もあります。年齢や骨肉量の個人差もあり、適正体重は容易に把握できません。かかりつけの獣医さんに、「この子の現状の体重は、適正でしょうか?」と問いかける事で、良いアドバイスを貰えるかも知れません。
おやつやペットフードが多すぎるなどの指摘や、ペットフードを完食している場合は、今の皮下脂肪では少ないので体重をあと何グラムほど増やす方が良いなど、教えていただけると思います。ペットは自分から「太り気味だから食事を減らして欲しい」などと、飼い主に自分の意志を伝える術を持ちません。ですから、常日頃から飼い主がペットの体重に注意を払い健康管理をする事がとても重要です。健康寿命を延ばすためには、体重管理は必須です。コロナ禍でお家時間が増えて、恐ろしくて体重計に乗れない人が増えている、そんな話を聞きました。
機会があればご自身も、ホームドクターに体重について相談される事をお勧めします。あなたもペットも健康でこれからの毎日を過ごすために、今日から適正体重を目指して、健康的な食事に配慮しましょう。「スマートな飼い主さんに似て、ペットもスマートなのね!」って言われたら、きっと少し嬉しくなると思います。