ペットの健康診断の頻度

会社勤めの方なら、年に 一度は健康診断を受けられると思います。ある程度の年齢になると、血圧測定や血液検査で問題が判明する場合も少なくありません。時には、癌などの命にかかわる病気が発見される事もあります。健康診断がきっかけとなって、命拾いをされた方々も多いことでしょう。

小型犬の平均寿命は 12歳〜 15歳と言われていますが、それに対して日本人の平均寿命は 80歳超えです。ペットの体内時計は、人間の数倍ものスピードで進みます。ペットが高齢になればなるほど、健康診断の頻度を多くする事が大切です。ペットの 1年は人間の 5年に相当すると考えれば、どのような頻度で健康診断を受ければ良いか分かると思います。

飼い主はその事を理解した上で、健康管理をしてあげてください。小型犬で年に一度の健康診断を受ける場合、人として考えると 4〜 5年に 一度の健康診断となります。ペットの年齢にもよりますが、高齢になれば少なくとも年に 2回は健康診断を受ける事をお勧めします。

ペットの死因の 1位は、癌です。悪性リンパ腫などになった場合、生存率を高めるには早期発見と早期治療がとても重要です。ペットとの幸せな生活が長く続くように望まれるなら、ペットの定期的な健康診断を欠かさないでください。