先日のテレビで、病院内で末期患者の心の癒しのために、犬が患者さん達の心のケアをお手伝いしている様子を紹介している番組がありました。ある 1頭が、死期の迫った患者さんに対して、その命の終わりが迫っている事をあたかも予知するかのように、促される訳でもないのに、そのベッドに登って全身で抱擁している様子が紹介されていました。

その犬は、何年もの間病院で癒し犬としての役割を果たす中で、人間には分からない予知能力を学んだのかも知れません。大地震などの天災や船の沈没などを予め察知して、動物がいつもと異なる行動をする事は、公知の事実です。人間は一番賢い動物だと思う人は多いようですが、様々な面において動物の方が優れている場合もあるのでは無いでしょうか。

もしも、お家のペットの行動にいつもと違う異変があれば、それは何かのサインと思ってキャッチする事も必要かも知れません。その後、何もなければそれで良しです。残念ながら、未だに人間同士の争いが終わらない世界です。ペットの世界には、戦争はありません。人間は、本当に賢明なのでしょうか。