古今の地震災害の経験から、地震の備えに災害避難訓練を実施する自治体や職場が増えています。海外から日本に移り住み仕事や勉強をする日本語が母国語で無い方々など、災害弱者の対応も進んでいるようです。ペットの災害対応も課題にあがっており、ペットとの避難生活についても様々な検討が少しずつ進んでいる模様です。
しかし、地震発生時のような混乱の中で、行政の支援が開始されるまでには、それ相当の時間がかかりますので余り期待はできません。地震による道路の寸断などにより、支援の無い状況が何日も続く恐れがあります。そう考えると、ご自身で災害への備えが大切です。テレビの公共CMで、災害の備えに数日分の水や食料などの生活必需品を常時確保しておくようにアピールしていますが、ペットの災害対応は飼い主の責任です。
大災害を想定して、平時にご自身でペットとの災害避難訓練をしておけば安心では無いでしょうか。大地震が発生すれば、電気・ガス・水道などの公共インフラが全て使えず、道路が寸断されるような状況は容易に想定されます。大切なペットの災害対応は、あなたの予めの危機管理が必要です。もしもの災害に備えるため、ぜひこの機会に行動に移してください。